愛媛県東温市の障がい者施設で責任者だった職員による利用者への性的虐待などが確認されたとして、県は、新しい利用者の受け入れを停止する行政処分を行いました。

処分を受けたのは、社会福祉法人名石会が運営する、「障害者施設東温」です。

県によりますと、2024年11月から2025年 11月にかけて、当時、施設の責任者だった職員が1人の利用者に対し、性的虐待のほか、身体的、心理的な虐待を断続的に行っていたということです。

県と施設は、個人の特定につながるおそれがあるとして、職員と利用者の性別や詳しい虐待の内容を明らかにしていません。

被害者が地元の自治体に相談したことで発覚し、県が調査した結果、虐待行為が確認されたということです。

元責任者の職員は、調査に対し、虐待を認めていて今月末で懲戒解雇されるということです。

県は施設に対し、1年間、新しい利用者の受け入れを停止する処分を行いました。処分について県は、「責任ある立場の職員が自ら虐待していたことや、目撃した複数の職員が通報しなかったことは悪質だ」と説明しています。

処分を受け、施設の担当者は「真摯に受け止め、業務改善に努めるとともに、再発防止に取り組む」とコメントしています。