盛岡市の内舘茂市長は3日、市民の意見や提案を聞く新たな手段として、意見箱を設置すると発表しました。寄せられた声全てに内舘市長自ら目を通し、市政に反映させる考えです。

意見箱「市長への手紙」は4日、市役所の本庁舎や支所、公民館といった市の施設に合わせて20か所設けられます。
市民は備えつけられている用紙に意見や提案を書き込んで投函することができ、盛岡市民に限らず、訪れた観光客ら市外からの意見も幅広く受け付けます。同時に市の公式ホームページ内にも意見を受け付ける専用のページも開設するといいます。
内舘市長は「盛岡の方向性を決めていくときに市民や現場に答えがある」と述べ、設置の効果に期待を寄せました。
寄せられた意見や提案に「私が全て目を通す」として、必要に応じて担当部署へ対応を指示します。