防災の発信に取り組む岩手県立大学の学生団体「FROM」。
4月に立ち上げられた団体の活動やメンバーの思いに迫ります。

(学生たち)
「防災に関する投票とか面白いアイデアがあれば出したいと思う」

防災について意見を出し合う学生たち。県立大学の学生団体「FROM」のメンバーです。
「FROM」は、地域防災の向上や防災に携わる人材の育成などを目的に4月、立ち上げられました。

その名の通り学生たちから大学の外へ防災を発信します。
団体には現在、20人の学生が参加していて、そのうち8人が防災士の資格を持つなど防災への意識が高い学生が集まっています。


主な活動は、住民などが参加する県内の自治体の防災・避難訓練の運営支援や情報発信です。

また週に1回行われるミーティングでは、避難所運営を体験するシミュレーションゲームを行うなど、実際に大規模な災害が発生した場合の支援を想定しながら活動しています。