メンバーの1人で3年生の及川希那さんです。

陸前高田市出身の及川さんは、東日本大震災での経験が団体に加入するきっかけになったと話します。

(岩手県立大学3年 及川希那さん)
「当時は小学1年生だったということもあって、周りの大人の人に助けられながら、何とか生き延びたという感じで、大学では防災に関わることを学んで、今度は自分が助けられる側になろうという思いがあって、団体に参加することを決めました」

2011年3月11日、及川さんの自宅は津波で流され、その後は避難所での生活も経験しました。その経験から防災の知識の大切さを感じたといいます。

(及川希那さん)
「震災の時に元々指定されていた避難所は津波でやられてしまって、もっと高台の避難所へ避難した経緯があった」「正しい知識を頭に入れておいて欲しいし、そのような備えが大事だと思う」