パチンコ店などを経営する盛岡市の飛鳥商事は28日盛岡地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。負債総額は岩手県内で2024年最大となるおよそ35億3500万円です。

破産管財人や帝国データバンクによりますと、飛鳥商事は宮古市と山田町でパチンコ店3店舗と、北上市で公衆浴場「まーす北上」を経営していました。
2007年9月期にはおよそ250億円の売り上げがありましたが、東日本大震災による沿岸店舗の被災や、新型コロナ禍の営業自粛などが重なり、2023年9月期の売り上げは25億5600万円に落ち込んでいました。

負債総額は県内で2024年最大となる約35億3500万円です。