北海道稚内市にある稚内歯科医師会の口座から約370万円を横領した疑いで前の会長が逮捕された事件で、歯科医師会の口座に5000万円を超える使途不明なやり取りがあることがわかりました。


稚内歯科医師会の前の会長で、元歯科医師の井須孝弘容疑者は、2024年4月から12月までの間、インターネットバンキングのサービスを使って歯科医師会の口座から自分の口座にあわせて370万円余りを送金し、横領した疑いで28日、送検されました。


歯科医師会によりますと、井須容疑者は4年前に会長に就任し、2月に不正が発覚して解任されましたが、専務理事時代の10年以上前から歯科医師会の口座を管理していて、これまでに使途不明のやり取りは5000万円を超えるということです。
警察が余罪について捜査を進めています。







