札幌のホテル不足が深刻化 大型イベントで浮き彫りになる「慢性的な供給不足」

 11月に札幌で開催された「Snow Man」のコンサート。今回の5大ドームツアーの最初の会場で、道内外から延べ約10万人が訪れました。

札幌は「Snow Man」の経済効果を受ける一方、宿泊施設が抱える構造的な課題が改めて浮き彫りとなりました。

「Snow Man」ライブ開催前の大和ハウスプレミストドーム

帝国データバンク札幌支店の渡辺雄大情報部長は「北海道の客室稼働率は年間平均で8割に達しており、需要に対して供給が圧倒的に足りない」と指摘しています。