インフルエンザワクチンに比べて60倍!? 接種後の症状

この日の目的地は、愛知県豊田市の福祉センターです。

ワクチン接種後のさまざまな体調不良に苦しむ患者の会が開いた講演会。
小児がんや免疫を長年研究する名古屋大学名誉教授の小島勢二医師も講演を行いました。

(名古屋大学 小島勢二 名誉教授)
「ワクチンを打ったことが引き金で、かえって感染が広がったじゃないかなと、素直に見ればそう思ってしまうんですね」

小島医師は厚労省のデータをもとに、新型コロナとインフルエンザのワクチンを比較。

(名古屋大学 小島勢二 名誉教授)
「コロナのワクチンはもう4億くらい打っている。これを見ると血小板減少紫斑病は60倍。どうもインフルエンザワクチンよりコロナワクチンの方が副反応は起きている。2倍3倍だったら分かるが10倍以上、やっぱりおかしい」

新型コロナワクチンは調査時点で3億8000万回。
これと同じくらいの回数でインフルエンザワクチンと比べると、身体が動かしにくくなるギランバレー症候群や、神経障害を起こす急性散在性脳脊髄炎、出血が止まりにくくなる血小板減少性紫斑病、こうした重篤な病気や死亡例が圧倒的に多い実態があるのです。

(名古屋大学 小島勢二 名誉教授)
自己抗体を含めて、今後検査をして、本当に何が起きているのかをはっきりさせることが、今の状況の突破口を開くには大事」

「2年間空気が動くだけで泣き叫ぶ激痛に苦しみました」

そして患者の訴えも。

(静岡県に住む30代女性)
「2年間空気が動くだけで泣き叫ぶ激痛に苦しみました。医師からは治ることはなく、症状の悪化と軽減を繰り返しながら、次第に動かなくなると言われ…」

接種後、全身の痛みに悩まされ、今も右手が動かしにくいという女性。

(静岡県に住む30代女性)
「後遺症が出た人は、その瞬間でしか得られない大切な時間や経験を犠牲にしています。どうかこのことを忘れないでください」