岐阜県教育委員会は、女子生徒にSNSで約4300通もの私的なメッセージを送ったなどとして、県立高校の男性教諭を停職6か月の懲戒処分としました。

10月23日付けで停職6か月の懲戒処分を受けたのは、岐阜県の県立高校に勤務する24歳の男性教諭です。

県の教育委員会によりますと、男性教諭はことし8月まで約1年半にわたって、2人の女子生徒に対しLINEなどで「本当にあなたのことが大好きです」などといった、私的なメッセージを4300通ほど送っていたということです。

また、男性教諭はこの他にも女子生徒の頭をなでたり、自分の車で送り迎えしたりするなどしていました。

ことし1月に、他の生徒が学校のオンライン掲示板に書き込みをしたことで事態が発覚しましたが、男性教諭は生徒とのやりとりを続けていました。

学校側の聞き取りに対し男性教諭は行為を認めていて、「娘のような存在で特別な関係でいたかった。手放したくなかった」と話しているということです。