三重県の小学校でまた、教員免許が失効していた講師を任用していたことが分かりました。
三重県教育委員会によりますと、ことし1月に採用され、桑名市の公立小学校で国語などの授業を担当していた非常勤講師の教員免許が、2022年3月末時点で失効していました。

この講師は、教員免許の更新制度が導入された2009年以降に免許を取得しましたが、制度の理解が不十分で更新しておらず、教育委員会の担当者も有効期限の確認を怠ったということです。
三重県では10月6日、川越町の小学校で免許が失効した臨時講師の任用が発覚し、その報道を見て、自身の「免許失効」に気がついたということです。
県教委はこの臨時講師による授業履修は有効で、児童への影響はないとしています。



