交差点を直進するとバスレーンの対向車線に…逆走や事故も多く


「基幹バスレーン」ができたのは、今から約40年前の1985年。
バスが渋滞に巻き込まれにくくするために設けられました。
一方で、交差点をそのまま直進するとバスレーンの対向車線に入ってしまうことから、逆走する車が相次ぐなど「分かりにくい」との声も上がり、道路がカラー舗装されるなどの対策が取られてきました。

現在、平日朝と夕方の通勤時間帯はバス専用車線となっていますが、3年前には、名古屋市東区でバス専用時間帯にバスレーンを走ったトラックなど、車5台が絡む事故があり、男女10人がけがをしています。


今も、渋滞を避けようとバスレーンを走る車が後を絶たないのが現状です。24日はおよそ2時間の取り締まりで24台が検挙されたということです。

(千種警察署 加藤久幸署長)
「交通ルールはドライバーの命を守るために定められたものでもある。交通ルールを守って安全運転に努めてほしい」
警察は今後も取り締まりを続け、交通事故につながる違反をなくしたいとしています。