そんな中、山陰では、「飲めない人」をターゲットにした取り組みも始まっています。
 
トリクミ 古田琢也 社長
「飲めない人だったりとか、お酒が弱い方に向けたローアルコールのクラフトビールを今作っている。シラフィティという名前でやっている。」

去年12月、鳥取県八頭町のトリクミが製造・販売を開始したのがローアルコールビール「CIRAFFITI(シラフィティ)」。

0.5%のアルコールを含みますが法律上は清涼飲料水に分類されます。
  
記者 土江諒
「うまい!」
 
代表の古田琢也さん。
自身は「ソバ―キュリアス」ではなく、お酒に弱く飲めない体質で、これがビール開発のきっかけとなりました。
 

トリクミ 古田琢也 社長
「結構どうしても飲み会のシーンとかもあるんですが、そこでノンアルコールビールっていうと、えーきょう飲まないのー!みたいな。ノンアルコールビール=ダサいみたいな空気感を変えたいと思っている。」
 
飲めない人もそしてあえて飲まない人も一緒に「シラフ」で楽しめるように。
そんな思いが「CIRAFFITI」には込められています。

トリクミ 古田琢也 社長
「日本はまだまだノンアルとかビールを飲まないってことに対してまだまだ(考えが)進んでないので世界的に見ても。そういった所を僕らが進めていけたらいいなと思っている。」

「CIRAFFITI」はJR鳥取駅やオンラインで買えますが、分類上は清涼飲料水のローアルコールビールも微量のアルコールが入っていますので車などの運転は厳禁です。