スピード違反で検挙されたり、交通事故を起こして相手にケガをさせたりした鳥取県内の小学校の女性教諭2人について、鳥取県教育委員会は8日、それぞれ戒告の処分としました。
鳥取県教育委員会によりますと、鳥取市内の小学校に勤務する20代の女性教諭は今年4月、兵庫県加西市の中国道で乗用車を運転中、制限速度80キロのところ52キロオーバーの132キロで走行し、警察に検挙されました。
また米子市内の小学校に勤務する30代の女性教諭は今年2月、通勤のため市内で軽自動車を運転中にスリップして対向車線にはみだし、前から来た別の軽自動車と衝突し、相手方に胸の骨を折る全治8週間のケガをさせました。教諭は凍結した路面で注意を怠ったとして、罰金の略式命令を受けています。
鳥取県教育委員会は、県民の教育に対する信頼を著しく損なうとして、8日付けで2人の女性教諭をそれぞれ戒告の処分としました。