では、なぜこれほど地域差があるのでしょうか。

島根大学教育学部 深見俊崇 教授
「特に、北海道や東北は、冬場が豪雪地帯であったりしますので、地域によって考えられてきたことが多いかと考えられます」

となると、「自分たちは周りよりも休みが少ない!」と思う人もいるかもしれません。
しかし安心してください。授業時間数は各学年、各教科によって定められています。ただ、学校行事などの活動、気候など、その地域の実情に合わせて登校する日が変わってくるというわけです。

島根大学教育学部 深見俊崇 教授
「例えば、北海道とかは分かりやすいところなんですけど、冬季の休業は25日ぐらいあって、冬休みの時間が長くなっています。
また長野県は、夏休みの期間は短いですけど、春休みについては1週間ぐらい早く始まったりするので、トータルして授業時間が収まるように各教育委員会が考えられているところです」

児童生徒のみなさん、これから始まる夏休み。たくさん遊んで、たくさん学んで良い夏休みを過ごしてくださいね。