能登半島地震による液状化で大きな被害を受けた新潟市西区では12日も雨の中、片付け作業が続いていました。地震によって廃業を決めた店舗もあり、「お客さんの顏が浮かぶ」と苦渋の表情です。

新潟市 西区 中野小屋です。

【記者リポート】
「地震発生から12日目、倒壊した建物が重機に覆いかぶさっているような状態はいまだ解消していません」

被災地では12日も復旧作業が続いていました。
新潟県のまとめによりますと、県内では12日までに2824棟の住宅被害が確認されました。新潟市の調査が進むにつれて、被害は増え続けています。

この地震を機に廃業を決めた店舗もありました。
新潟市西区内野町にある「鮮魚仕出し元助」です。

【鮮魚仕出し元助 小竹寿子さん(55)】
「刺身のお皿が2、3枚割れてた程度だなと思ったんですけど、さっきここ開けたらやっぱり倒れてました」