鳥インフルエンザが確認されてから半年以上が経ち、再開に向けて動き出している新潟県 胎内市の養鶏場では現在、産卵のピークを迎えています。

【記者リポート】「午前7時過ぎです。現在大型トラックへの卵の詰め込み作業が行われています。これから新潟市内に向けて出発します」

胎内市の中村浜農場では、8月に搬入したおよそ7万羽のニワトリの産卵がピークを迎えています。

この日は、10月上旬に産まれた卵、およそ7トンが出荷されました。ただ、去年のピーク時の4分の1程度の出荷数だということです。

この養鶏場では、3月に高病原性鳥インフルエンザが確認され、およそ33万羽のニワトリが処分されました。その後、防疫措置や消毒、新たなヒナの搬入を経て、本格的な再開に向けて徐々に動き出しています。

【ナカショク 本間友生 代表】「この間にしてきたことはかなりたくさんのことを講じてきたりとかその部分で考えることも多かったですし、いま気づけばあっという間だったのかなとは思います」

集卵・選別作業も少しずつ増えてきていて、このまま順調に進めたいところですが…

【ナカショク 本間友生 代表】「これからまた昨年同様厳しい鳥インフルエンザの脅威にまたさらされるシーズンに入りますので、やはり農場全体、会社全体で生産を守るためにもしっかりした努力をしていければと思います」

中村浜農場では、来年2月に全てのニワトリの搬入を終える予定です。