大型の台風26号は10日正午現在、フィリピンの西の南シナ海を時速20キロで西北西に進んでいます。今後は進路を北よりから東よりに変えて、13日ごろには台湾付近から沖縄の先島諸島近海に進む見込みです。
気象庁によりますと、台風26号は勢力が弱まり中心気圧が980hPa、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から南西側150キロ、北東側110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域となっています。
台風はこのあと再び発達し、南シナ海を北上した後、進路を東よりに変えて、13日朝には台湾付近へ進む見込みです。また14日朝には沖縄本島近海に進み、熱帯低気圧に変わるものとみられます。
気象庁は、沖縄本島地方と先島諸島では11日にかけて強い風が吹く見込みで、先島諸島では、台風の進路等によっては、11日にかけて大しけとなる恐れがあるほか、雨雲の発達の程度によっては、11日から14日ごろにかけて警報級の大雨となる恐れがあるとしています。
今後の気象情報や台風情報に注意してください。
