夏から秋にかけて猛威を振るう『スズメバチ』。
軒下に大きな巣を作り、その周りで異変を察知するとすぐさま威嚇。
独特の羽音を聞くとザワザワする方もいらっしゃるかもしれません。
今年は連日続く猛暑の影響か、そのスズメバチの活動時期が秋口にずれ込みそうだということです。
新潟県阿賀野市で、最も危険と言われるスズメバチと闘うベテランハチハンター・川瀬敏裕さんに密着しました。

「基本的にハチは、雨風が凌げればどこでも巣は作ります。スズメバチの種類によっては天井にも巣を作ります」
ハチ駆除歴15年の川瀬さんに案内された「コガタスズメバチ」の巣。
直径10cm程です。

スズメバチの中ではそれほど凶暴ではありませんが、人の住居に巣を作ることが多いため、人への被害が非常に多いと言われています。
【ダスキン ターミニックス 川瀬敏裕さん】
「この巣はまだ小さいほうですね。いま外に出払ってるハチが何匹いるか分かりませんけど、この中に40~50匹はいるような気はします」
今は、巣作りの途中とのこと。
地上から巣までの高さはおよそ3m。
これが完成すると、100~200匹までに増えるそうです。
「早めの駆除が必要だと思います」