ネネは今も週に1回の通院が必要で、この日も動物病院に連れられて診察を受けていました。

悪性リンパ腫の治療には、抗アレルギー薬や抗がん剤の注射が必要で、医療費は高額になります。
残されたペットの中には治療を受けられない場合もありますが、ネネの場合は亡くなった飼い主が残した飼育費用で命が繋がっています。

動物病院の角田院長は、こうした「ペットシッターの存在」が、取り残されたペットの命を繋いでくれていると実感しています。

【柳都こもれび動物病院 角田浩之 院長】
「僕たち医者は、治療が必要な子がいることに気づくこともできないので、ペットシッターの存在は非常にこれから大事な活動になってくるんじゃないか」