春は卒業のシーズン。新潟市の小学校では20日、学校生活の半分を新型ウイルス禍で過ごした児童たちが希望を胸に学び舎を巣立ちました。
マスクなしで入場する児童たち。新潟市東区の下山小学校では6年生98人が20日、旅立ちの日を迎えました。

下山小学校では『卒業生の言葉以外は基本マスクの着用は自由』としていましたが、入場以外は卒業生の半数以上がマスクを着用して式典に臨みました。

【伊藤紀幸 校長】
「真剣な目で友達の考えを聞いたり、笑顔で教えあったりする姿もたくさん目にすることが出来ました」

卒業する児童は学校生活の半分を新型ウイルス禍で過ごしてきました。
今年の卒業式でも合唱などは行わないなど制限はありましたが、それでも6年間の思い出を胸に晴れやかな笑顔で新たな一歩を踏み出します。

【卒業生は】
「最高、最高」

「違う中学校へ行くので、みんなと今日で、先生ともお別れなので寂しいです」

「早く中学に行きたいので卒業できて、すごく安心しました」

わが子の晴れの姿を目の前に保護者の気持ちは…
【保護者は】
「泣きながら最初寂しく通っていたのが、いまや親についてこないくらい心の中も大きく育ってくれたので、本当にうれしく思っています」
【娘は】「感謝…ありがとうございます」

中学校での目標を聞くと…
【卒業生は】「中学校から部活が始まるので、部活と勉強を両立させたいです」

「宿題をやれる中学生になりたいです」
「勉強とか完璧にできる中学生になりたいです」

新潟市の公立小学校の卒業式は23日に行われるところが多いということです。










