アジア最大級の長編アニメーション映画祭「新潟国際アニメーション映画祭(NIAFF)」が、2026年2月20日から25日まで新潟市で開催されます。このほど実行委員会が会見を開き、「新潟から世界へ新しい風を吹かせる」と意気込みを語りました。
4回目との開催となる今回からは新潟市との共催となり、開志専門職大学アニメ・マンガ学部学部長の成田兵衛氏が新実行委員長に就任しました。
成田兵衛 実行委員長
「第4回は民産官学が四位一体となった、より強固な体制で臨みます。スローガンは『better than yesterday』昨日より今日、今日より明日と進化し続ける映画祭として、ここ新潟から世界へ新しい風を吹かせてまいります」
コンペティション部門では、世界59か国から274作品の応募がありました。また、今回から中編作品(15分以上40分未満)を対象とした「Indie Box」部門も新設され、グランプリには制作支援金50万円が授与されます。

北條誠人 代表理事
「私たちは商業規模や既存の枠組みにとらわれず、独自のアニメーション表現を追求する作家たちを世界中から紹介します。この映画祭が作家と観客、そして新潟と世界をつなぐ『共創と共感の交差点』となるよう尽力します」
その他、アジア圏の若手アニメーションスタッフや学生たちを対象に実施する次世代育成プログラム「新潟アニメーションキャンプ」も開催され、「新しい才能が輝く瞬間」に期待が高まっています。











