そしていよいよその時が―
「3・2・1・0… よし!いった!」
無事に発射され、打ち上げ成功かと思われましたが…
「ちょっとラインずれていない?」
第2段エンジンが着火されず、速度が落ちていきます。
そして…
「ロケットはミッションを達成する見込みがないとの判断から、指令破壊信号を送信しました」

残念ながら打ち上げは失敗でした。
【インテグライ代表取締役 矢野昌平 教授】「まさかというか、まだちょっと信じられないような気持ち」
【学生】「非常に残念で言葉が出ませんね」
思いがけない2段目エンジンでのトラブル…
【インテグライ代表取締役 矢野昌平 教授】「すごく実は責任を感じています。大丈夫だったのかな、温度と湿度はずっと見ていましたけれども、適正値には入っていたと思うんですけども、それ以外に何か要因があったのかな、なんていうのもいろいろ思っています」
今後は『AIカメラ』での数値や写真をもとに、原因究明をしてもらえればと話しています。