新潟市保健所は14日、新潟市中央区の飲食店で提供された食品が原因で、ノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。7人が症状を訴え、3人が病院で治療を受けましたが、全員が快方に向かっているということです。

新潟市保健所によりますと、4日に新潟市中央区弁天にある『牡蠣の上にも3年 新潟駅前店』を利用した10グループ23人のうち、4グループ7人に下痢や吐き気、腹痛などの症状があり、検査の結果、患者4人と飲食店の従業員1人からノロウイルスが検出されました。
症状を訴えた人のうち3人が病院で治療を受け、うち1人が入院したということですが、全員が快方に向かっているということです。
新潟市保健所は、この飲食店で提供された食品が原因と判断し、1日間の営業停止(10月14日)を命じ、施設の清掃・消毒など指示しました。

新潟市保健所はノロウイルスについて、冬場は特に注意が必要だが、1年を通じて食中毒が発生するため、食中毒予防のため、食品は十分に加熱し、調理前やトイレの後などは十分な手洗いを徹底するよう呼び掛けています。