移住後の“ミスマッチ”減らしたい…「お試し移住体験」

細田さん一家は、移住を促進するために長岡市が2022年に始めた「お試し移住体験」を利用して山古志にやってきました。移住後のミスマッチを減らそうと、今回はあえて雪や寒さが厳しい冬を選んで、移住体験をしてもらったのです。

遊び疲れた後は、雪国らしい古民家で家族団らんの時間です。
縁側には優樹君が作った雪だるまがありました。

【細田海人さん】
「(家からの)見晴らしとかも良くて気持ちいいな。どういうところに住むのかなというイメージがなかなかわからなかったが、来てみたらこういうところなんだとわかりました」

そして、家にはなぜか電子ピアノが…

【細田海人さん】
「私がバイオリン、妻がピアノをやるので、牛の角突きの方が綱を作るところを見せていただくことになって、練習して(住民に)演奏しようかな」

細田さん一家は4日間山古志に滞在し、冬ならではの体験をするとともに、リアルな山古志住民とも交流します。
海人さんは、プチ移住の体験を、デジタル村民の間でも共有したいとしています。

【細田海人さん】
「今後も(山古志と)すごくつながりが持てればいいなと思いますね。どういう形かはまた考えたいと思いますけど、また(山古志に)遊びに来たり、逆に(デジタル村民の)皆さんと東京で会ったりとか、こういうふうにできた縁を今後広げていけたらと思います」

デジタルを通じて関係人口を増やそうとする山古志の取り組み、今後の進展に注目です。