2004年の『中越地震』で大きな被害を受け、高齢化と人口減少という課題に直面する長岡市の山古志(やまこし)地域。
インターネット上で仮想の“山古志村”を再現し、そこに参加する「デジタル村民」と交流することで地域の活性化を目指しています。そんな「デジタル村民」がリアルな山古志に“お試し移住”しました。雪が降る冬山での暮らし、どうだったのでしょうか。

神奈川から“山古志村”へ

山古志のスキー場にやってきたのは、神奈川県藤沢市に住む細田さん一家。会社員の海人さんと妻の怜奈さん、息子の優樹くん(3歳)の3人です。
「雪遊びはほぼ初めて」という優樹くんは大はしゃぎ。

【優樹くん】
「もう一回!」

雪煙に驚いて走り回って転んだり、雪だるまを作ったり…
雪の山古志を家族で満喫しました。

実は、海人さんは“山古志村”の住民です。といっても、リアルな住民ではなく「デジタル村民」です。