新潟市中央区の認可外保育施設で、元責任者が園児を布団で巻きつけるなどの不適切な保育をしていた問題で、新潟市は1月6日に、運営会社に対して改善指導を行いました。

新潟市中央区の認可外保育施設『ポポラー新潟東中通園』では、当時施設の責任者だった女性の子育て支援員が、2022年の5月から6月にかけて園児を布団で巻きつけたり長時間叱責したりしたほか、同年5月から9月にかけては週に2・3回ほど、トイレやロッカールームに5分~15分間、施錠して閉じ込めるという不適切な保育を行っていました。

園児は腕を強くつかまれていて、あざができていたということです。

新潟市はこの問題を受けて園の運営会社である『タスクフォース』に、不適切保育の是正など5項目の改善指導を1月6日に行い、改善状況について1月27日までに文書で報告するよう求めました。

また、園で行われた保護者説明会では、別の従業員も洗濯室に鍵をかけて園児を閉じ込めていたという説明がありましたが、これについて新潟市は「事実として確認できなかった」としています。