「このチームとともに成長してきた」12歳から始まった“新潟での時間”
ホーム最終戦となった5月9日。
アルビレックス新潟レディースの川村優理選手は、サポーターを前に、こう語った。
「2002年にこのチームができて、運よくこのチームに入ることができ、このチームとともに成長してきました」
2002年にアルビレディースが誕生。
川村選手も、12歳でそのチームに加わった。

当時の川村選手について尋ねると、少し笑いながらこう振り返った。
「もう何も分からない子どもですね、本当に。ただただ必死に練習してた、みたいな感じでした」
右も左もわからないまま、背番号10をつけてボールを追いかけていた少女は、その後、日本代表、海外挑戦も経験する選手になっていく。

24年のサッカー人生を貫いたもの。
それが、川村選手の言う「走る」だった。
ただし、それは単に長い距離を走ることでも、誰よりも多く動くことでもない。
チームのために走ること。
誰かのために、もう一歩を踏み出すことだった。










