新潟県内で過去最多となる約130万羽の鳥インフルエンザが発生した新潟県村上市の養鶏場では、10日正午までに全体の5割弱となる60万6500羽あまりのニワトリの処分が終わりました。

新潟県によりますと、およそ一日で16万羽あまりが処分されたということです。

県は「自衛隊や各市町村からの協力などで人手が3割ほど増えている」としていますが、県職員は冬の寒さの中で部署に関係なく防疫作業にあたっていて、過酷な業務が続いています。


【新潟県畜産課 朝比奈均課長】
「初めての経験の方が圧倒的に多い。メンタル的な症状については、即時というより、日を経た後に出てくるということも承知しております」


新潟県によりますと、処分は「来週の早い段階で終わる見込み」だということです。