避難民に住居や仕事などを支援する動きが新潟県内でも出ています。その一つが小千谷市です。4月9日、支援のあり方を検討する会議に2人の留学生が参加しました。ジョージアからの留学生レラさんと、ウズベキスタンからの留学生フェルザさんです。

【ウズベキスタン留学生 フェルザさん】
「ウクライナの人たちを助けることができ、とてもうれしく思います。この問題を解決するためにできる限りのことをしたいです」

すでに日本に住んでいる留学生の目に、新潟の生活はどう映っているのでしょうか。

【小千谷・海外留学生支援協議会 鈴木進五事務局長】
「小千谷のことを全く知らないままに『小千谷って町があるよ。受け入れてるよ。どうぞ』ってわけには…。責任もあるし、すぐにはいかないと思うんですよね。だから今回は留学生のお2人と小千谷の皆さんと、こうやって顔を合わせて友達になって、小千谷っていいところだから、自信をもって推薦しようってなるように」

小千谷市では避難民を支援しようと、行政に加えて商工会議所や国際交流団体などが参加した官民連携の支援の会が立ち上がりました。

【おぢや避難民支援の会 鈴木秀信会長】
「困窮している人たちに手を差し伸べたいという思いを、小千谷市として形にしたいという思い」