キーウにも危険が迫ると、ヴィクトリアさんはカバン一つ、最低限の荷物を持って、両親と共に街を出ました。ヴィクトリアさんが見せてくれた写真には、キーウの激しい戦禍の様子が…。窓ガラスにも飛散防止のためにテープが貼られるなど、平穏な生活は一変しました。

ヴィクトリアさんはその後、ポーランドを経て4月に来日しましたが、両親はまだウクライナに残っています。

【ヴィクトリアさん】
「両親とは最後にハグしました。『いってらっしゃい』とお母さんから最後の言葉でした。私の知り合いで亡くなった人もいます。戦いでキーウを守ってきた人。今、彼たちがどうなってるか。無事かな...」

2月のロシア軍侵攻以降、各地で明らかになる深刻な民間人の犠牲。多くの人が国外へと逃れる中、日本へと避難してくる人も少しずつ増えています。ヴィクトリアさんは留学ビザで来日していますが、出入国在留管理庁によると、ウクライナからの避難民の数は660人を超えているそうです。

【ヴィクトリアさん】
「戦争の意味とかルールはよく分かりません。亡くなっている人も多すぎます。早く終わってほしいです」