大雪で動かない車の中で、多くの人が不安の一夜を過ごしました。


22kmにわたって断続的に立ち往生が発生していた新潟県柏崎市の国道8号では、最大で800台ほどの車が滞留。午前4時ごろまでには310台にまで減ったものの、午前6時になってもまだ長い列は続いていました。


【阿賀野市からの運転手】
「仕方ないんじゃないの。あとは待つしかないかなと」


新潟市方面へは進んでも一時間に100m程度。上越市方面は午前11時半になってからようやく車が動き出す状況でした。


このころには新潟県からの災害派遣要請に応じた自衛隊も到着。雪にはまって動けない車を次々に助け出していました。


【自衛隊員】
「すぐ助けてあげたいですよね」


それでもなかなか滞留が解消しない中、動けずにいる車に野菜ジュースとカイロを配る家族4人の姿を見つけました。