現職の辞職に伴う新潟県の燕市長選が19日に行われ、前・燕市議会議員の佐野大輔さん(41)が新人同士の一騎打ちを144票差で制しました。
鈴木力市長の辞職に伴って行われた燕市長選は、19日に投開票を迎えました。
前・燕市議会議員の佐野大輔さんは、ものづくりの中小企業の誘致や子育て政策の充実などを訴え、新人同士の一騎打ちを制し、144票差で初当選を果たしました。

佐野大輔さん
「燕市をよくしていくためには、行政だけとか燕市長1人ではなくて、民間や世代を超えて、みんなが一つになって同じ目標に向かっていける燕市を目指していきたい」

一方、同じく初出馬となった佐々木剛さんは僅差で涙を飲みました。
佐々木剛さん
「市民の方々に分かりやすい政策を訴えるところが、少し足りなかったのかなと思っている」

投票率は52.05%で、前回2022年の選挙戦を6.74ポイント上回りました。
佐野さんは23日に新たな燕市長に就任します。
