今回の【にいがた ケンジュプロジェクトでは仕事をしながら手軽にできる運動その名も「ち~とばっか動効果(うごこうか)」をご紹介します。いったいどんな運動なのでしょうか?
県健康づくり・スポーツ医科学センターです。
【記者リポート】「ち~とばっか動効果を監修した佐藤教授です」

「ち~とばっか動効果」は仕事をしながら手軽にできる運動のことで、

県とスポーツ医科学センターが2022年に考案し、新潟医療福祉大学の佐藤敏郎 教授が監修したものです。

【新潟医療福祉大学 健康スポーツ学科 佐藤敏郎 教授】「なかなか時間を取ってなんて無理ですよね。ちょっとだけ介入して、職場で動かせるような運動を提示できないかなと」

そんな「ち~とばっか動効果」とはどんな運動なのでしょうか。健康運動指導士の栗林麻里子さんに教えてもらいます。
【健康運動指導士 栗林麻里子さん】「(1)立ち仕事(2)デスクワーク(3)運転業務」

まずは「立ち仕事の合間に」
【健康運動指導士 栗林麻里子さん】「つま先立ち。手は自由(つかまってもOK)」

ふくらはぎへの負荷を意識し、10回から20回くらいでOKです。

また「もも上げ」も効果的です。ポイントはできるだけヒザを高く上げること。

これも同じく10回から20回で十分です。

続いては「デスクワークの合間に」
【健康運動指導士 栗林麻里子さん】「手のひらを組んで頭の後ろに。ヒジを張る」

体をまっすぐ保ったままヒジを左右にスライドします。

これを一定のリズムで交互に10回から20回。

こうした運動は肩回りや肩甲骨のストレッチにもなり、肩こりの人にもおすすめだそうです。

最後は「運転業務の合間に」
運転席などの狭いスペースでも簡単にできるストレッチです。当たり前ですが、運転中ではなく停車しているときに行ってくださいね。

こうした簡単な運動やストレッチ「ち~とばっか動効果」は全部で38種類。県のホームページなどで簡単に見ることができます。

【新潟医療福祉大学 健康スポーツ学科 佐藤敏郎 教授】「『こんな程度でも、ちょっとやったら気持ちいいな』『背筋伸びて気持ちいいな』とか、いろいろなことを感じてもらいながらまず一歩を踏み出してほしい」

仕事中の「ながら運動」ぜひ「ち~とばっか」実践してみてはいかがでしょうか?