新潟県上越市にある『弥五郎遺跡』で、非常に珍しい“古墳時代のガラス玉”が発見されました。
【新潟県埋蔵文化財調査事業団 春日真実 専門調査員】
「このピンクのリボンのあるところから見つかりました。古墳時代前期の土器が出ますので、古墳時代前期のガラス玉」


『弥五郎遺跡』では、2019年に調査が始まって以来これまでに、平安時代や古墳時代の出土品が見つかっていました。

2025年8月から始まった第3次調査では新たに、古墳時代の層から「長さ6mmのガラス玉」が出土しました。

調査員によりますと、これまで長岡市や村上市など県内の他の遺跡で見つかったものと比べても大きなサイズで、有力者が集落にいた可能性があるということです。

「貴重なものが出る遺跡だとは当初考えておりませんでしたので、大変驚いています。ガラス玉、大変きれいですので、ぜひ見にきていただけたら」

弥五郎遺跡では18日に現地説明会が予定されていて、発掘現場や出土品を見学できるということです。
