大相撲秋場所は28日に千秋楽を迎え、横綱 大の里が横綱 豊昇龍に優勝決定戦で勝って2場所ぶり5回目の優勝を果たしました。横綱になってから初めての優勝です。
石川県出身で、新潟県糸魚川市にある県立海洋高校相撲部で心技体を磨いた横綱 大の里。今場所は、4日目に前頭二枚目の伯桜鵬に突き落としで敗れたものの、その後は1敗をキープ。
ただ、千秋楽の横綱 豊昇龍との一番は、両手突きを受けると押し出しで敗れ13勝2敗。豊昇龍と勝ち星が並び、賜杯の行方は横綱同士の優勝決定戦へと持ち越されました。
優勝決定戦は大の里が寄り倒しで豊昇龍を下し、2場所ぶり5回目の優勝を果たしました。