新潟県初のJRA(日本中央競馬会)所属の女性ジョッキーとして3月4日(土)に中山競馬場でデビューした小林美駒騎手(17歳)。騎手を目指し、JRA競馬学校に入学する直前の2020年春、小林さんはBSN新潟放送の取材に夢や騎手への思いを語っていました。
夢はジョッキー 小柄な女の子のユメ
2020年3月、中学校の卒業式を迎えた3年生の中に、ひときわ小柄な少女がいました。小林美駒さん14歳。彼女には、大きな夢があります。
それは、競馬のジョッキーです。


実は彼女、卒業後に千葉県にある日本中央競馬会競馬学校の騎手過程に進学することが決まっています。
競馬学校には118人が受験し、合格者は美駒さんを含む8人。およそ15倍の倍率という狭き門を突破しました。

【小林美駒さん】「藤田菜七子騎手とか見ても、男性に負けず頑張っている姿とかも見て、女性にもできるんだとか思ったり…。騎手ってそこも魅力だったりして」

現在の競馬人気の理由のひとつが女性騎手・藤田菜七子ジョッキーの活躍。
2020年度の新入生8人のうち、美駒さんを含む3人が女性です。“男社会”だと思われていた競馬界は、徐々に変わってきています。
※2023年度、JRA現役女性騎手は藤田菜七子騎手、古川奈穂騎手、永島まなみ騎手、今村聖奈騎手に、今回騎手試験に合格した小林美駒さんと河原田菜々さんを加え、6人となる見込みです。