「家族がひざを突き合わせて、駄菓子を作っていたりしますから、すぐには作ることができなかったり、経営も厳しく店をたたんでしまう所も多いんです」と原山さん。

それでも、駄菓子は多くの人の心に響き続けています。

「面白いですよ。自分が仕入れたものが、どんどん売れていくのは」
そう話す原山さん。

駄菓子は低単価で利益が少なく、厳しい商売です。
それでも駄菓子屋という文化は、私たちの心に訴えかけるものがあります。

懐かしさを感じる人、ワクワク感を味わう人、人とのつながりを求める人。
そして、駄菓子が好きで、駄菓子を守りたいと思う人…

駄菓子屋は様々な思いが交錯する場所。
「にいつ駄菓子の駅」は、そんな駄菓子文化を守り、次の世代へと繋いでいく拠点となっていくのかもしれません。

懐かしの駄菓子がたくさん!