2日午後、新潟県魚沼地域の2つのJAや行政の関係者と全国の卸売り業者らが新潟県湯沢町に集まって『魚沼米懇談会』が開かれ、2025年産米の生育状況が報告されました。

【JAみなみ魚沼 高村直人 営農指導課長】
「7月20日ごろ、高温・多日照・少雨の影響で葉色が著しく低下した。その後、穂肥を増肥した結果、葉色値が回復…」

JAみなみ魚沼によりますと、出穂期前の気温が高く雨が降らなかった影響で一時は葉の色が落ちましたが、追加で肥料をまくなどの対策でイネの生育状況は回復したということです。

気になる魚沼産米の“出来”について、営農指導課長の高村直人さんは前向きに話しています。

「登熟も順調に進んでいて、これから極端な高温がなければいい状態なのでは」
「“平年並みの品質収量”が確保できる…」

魚沼産コシヒカリの本格的な稲刈りは、13日ごろになりそうだということです。