そんな思いを受けてサポートに名乗り出たのが、地元の商店街で飲食店などを営んでいる沼田基さんです。

「商店街でジムしたいってことだった。でも商店街には、木造で床が弱かったり、築年数が古かったり、広さが足りなかったり…、で物件がなかなかないんですって聞いて、『空いているよ』って紹介した」

沼田さんの空き倉庫を井口さんは、5か月かけて自分たちで改修工事をしました。
かかった費用はおよそ1000万円。
銀行から借り入れをして工事を行い、ジムで使う器具をそろえました。

【沼田基さん】
「君にこの町にいてほしい。まだまだこの町に残ってほしいから、サポートしただけ。だって井口が一緒にいてくれたら楽しいもん」