改修工事の合間に井口大史さんは、パーソナルトレーナーの資格も取得しました。
「地域おこし協力隊をした3年間は、いろいろお世話になって支えてもらった。イグジム作って完成した3年間。これからは感謝を返す時」
これまではあまり人生設計を立てずに行き当たりばったりだったと話す井口さん。このイグジムをオープンさせたことで、新たな目標ができました。

「フィットネス人口は日本国内で4%前後。燕だけ25%超えたら、ムチャクチャおもしろいな。燕だけ健康大国だぞって」
イグジムの合言葉は『マッスル&コミュニティ』。
筋肉を通して“人が集まる場所”にしたいという思いが込められています。
イグジムの利用者からもこんな声が聞かれました。

「知らない人とかあいさつしたり、運動していると声かけてくれたり、利用者みんなが仲良く、会話が弾みます」
燕市を新潟県内一番健康な町にするため、井口さんが汗をかく日々は続きます。