全国的に用水路の転落事故が後を絶ちません。
そこで27日、大学の専門家らが新潟県村上市の荒川地域で“実際に”用水路に入り、安全対策を確認しました。

ライフジャケットを着用したうえで実際に用水路に入ったのは、水難学会の理事で長岡技術科学大学大学院の斎藤秀俊教授ら水難学会のメンバーです。

今回確認したのは用水路の『ロープ』。
落ちた際に捕まることができるよう、用水路にはあらかじめロープが張られているケースがありますが、実際に用水路で流されて捕まって安全対策を確認してみると、「捕まるのがやっと」だということが体感できました。

そこで斎藤教授は、水路からの上り口に向けて川上の対岸側から『斜めにロープを張ること』を提案しました。