今月だけで値上がりした品目は2000を超え、毎月その数は増えています。日々の食費だけでなく、子どもたちの教育や成長を懸念する声もあります。

中高生3人の母親(50代)
「受験生なので、『今、どうする?』って状態。その後には今度、中3になってくるので、毎年毎年…ちょっともう大変なことになっている。周りの話を聞くと『うちは果たしてやっていけるのかな?』って思いますね」
2歳・5歳の子どもの母親(30代)
「生活していくのがギリギリなので、子どもをどこかに連れて行ってあげたりとかがあまりできないのが、子どもたちに新しい経験をさせてあげられなくて、生活だけで精一杯みたいなのが苦しいなって思います」
2歳と5歳の子を持つ30代の女性。最近、心を痛める出来事がありました。
「『ディズニーランドに行きたい』って七夕の短冊に書かれて『心が苦しすぎる』と思って」

参院選最大の争点となっている物価高対策。
選挙時特有の“耳ざわりがいい声”が響く中、私たちは訴えをどう聞いて、どう選択していけばいいのでしょうか。