1978年に、曽我ひとみさんとともに拉致された母・ミヨシさんは93歳に。

ひとみさんは、横田滋さんのことを“お父さん”と呼ぶこともあったそうです。

【曽我ひとみさん】
「滋さんも天国からずっと見ていると思うんです。自分はめぐみさんと会うことはかなわなかったけれども、お母さんである早紀江さんには何が何でもめぐみさんと会ってほしいと…」

滋さんの死後、2025年2月には有本恵子さんの父・明弘さんが96歳で亡くなり、いまだ帰国を果たせていない拉致被害者の親世代で健在なのは、横田早紀江さんだけとなりました。

目に見えない進展が、焦燥感を募らせます。

「本当に時間がないんです。もう高齢になっているので、どうしたら解決の道筋が見えてくるのかなって本当に悔しいですし、さみしいですし…」