新潟市中央区の“育カフェ”。
生後1か月から5か月までの子どもを持つ親が集まります。


【記者リポート】「子育てを始めたばかりの母親が、他の母親に困っていることを話したり、スタッフに聞いてもらったりしています。まさに今のことから将来のことまで様々です」

月2回のこのイベントを取り仕切る『子育て交流ぽーと tete(テテ)』の平山沙知子さんが母親から聞く一番多い悩みが「子どもの預け先」。


【子育て交流ぽーと tete 平山沙知子さん】「『預け先に困る』っていう声が多いかなと思います。私たちに応援要請があるパターンで言うと『上のお子さんの受診に付き合ってあげたいんだけれども、小さい下の子とは連れていけない』という事情とか…」


こうした悩みに応えようと、『tete』では沐浴体験の開催など産前産後サポートの他に、子どもの受診時のきょうだいの預かりも行っていて、週に1件程度の依頼を受けています。


また、誰もが最も悩むことは“仕事復帰のタイミング”だと平山さんは話します。


【子育て交流ぽーと tete 平山沙知子さん】「現状として、復帰したい時期に受け皿がない、希望の保育園が見つからないってことで、遠方の保育園まで送迎をされる方は多いかなと思います。精神的に追いつめられるというか、頼れるところがない人たちが多いので、大変な感じが伝わってきます」