サッカー明治安田J1・アルビレックス新潟は29日、ホームでガンバ大阪と対戦し、3対3で引き分けました。
試合が動いたのは前半18分でした。新潟はDF舞行龍ジェームズのパスを受けた今季初出場のFW小野裕二が右サイドをドリブルで持ち上がりクロス!ペナルティーエリア内に入っていたMF長谷川元希が頭で合わせて先制点を奪います。
33分にはガンバのカウンターを受けますが、相手の決定的なシュートは何とかブロック!得点を許しません。
しかし、43分でした。ガンバFWイッサム ジェバリにシュートを決められ、追いつかれて前半を折り返します。
後半立ち上がり、新潟はフリーキックのこぼれ球からFW小野が右足で狙いますが、ここはガンバGK一森純の好セーブに遭い、得点を奪えません。その後、11分にも抜け出した新潟MF小見洋太がシュートを放つものの、ここもガンバGK一森の守備に遭います。さらに、20分には新潟DF藤原奏哉のクロスのこぼれ球をMF長谷川が狙いますが、枠をとらえきれず…
すると22分、新潟はパスを奪われると、ガンバFWイッサム ジェバリに逆転弾を許します。
それでも新潟は29分でした。左サイドからのクロスに途中出場のMF奥村仁が合わせて同点に追いつくと、37分にはMF小見がボール奪取からドリブルを仕掛け、ペナルティーエリア内にクロス! 待っていた途中出場のFW矢村健が受けて、相手を交わしてからシュート! これが決まって3対2と逆転に成功します。
その後、ガンバの攻撃を跳ね返し続けましたが、試合終了間際でした。新潟は自陣ペナルティーエリア内でハンドの反則があったとしてPKの判定。これをガンバFW宇佐美貴史に決められて3対3の同点に…このまま試合終了。新潟はガンバと引き分けました。
去年9月14日にホームで勝利を挙げてから、リーグ戦で勝利がない新潟。厳しい状況が続いています。