鳥居は1938年(昭和13年)に建てられ、参道の役割を果たしていたと推測します。

山の下神明宮 氏子総代 滝澤剛平さん
―現時点で記録が残っていない?
「探したけど中々出てきませんし、以前、亡くなった総代さんに聞いたことあるけど、記録的なものは残っていない」

なぜ鳥居は、市道に建っているのでしょうか?

新潟市東区役所によりますと、この市道は『1987年に市が管理していた』という記録が最も古いもので、少なくとも鳥居が建てられた後に市道になったということです。

さらに1962年に撮影された写真を見ると、この時点で鳥居は立っていますが、道路は整備されていないように見えます。

一方で、現時点で公道に物を設置する際に市へ提出する『道路占用許可』の申請はされていないということです。新潟市東区役所は、「何十年も前の話で経緯の記録がない。他の都市での状況も見て、今後の対応については考える」としています。