新潟県内は大気の非常に不安定な状態が続いていて、落雷が原因とみられる火災や停電も相次いでいます。大雨や洪水の警報は午前11時15分にすべて解除されました。
県内は未明から雷を伴う激しい雨に見舞われ、胎内市中条や新潟市中央区では3時間降水量が9月の観測史上最大となりました。

各地で浸水・冠水被害が相次ぎ、下越地方には土砂災害警戒情報や大雨・洪水警報が発表されましたが、18日午前11時15分にすべて解除されました。
未明からは落雷が相次ぎ、新潟市江南区や新発田市などで一時、およそ8000軒が停電しました。

また、燕市では空き家が、新潟市北区では住宅の一部が焼けました。いずれも出火当時、雷が激しかったということで、警察や消防は落雷が原因の可能性もあるとみて調べています。
このあとの1時間降水量は中越と上越で最大30ミリ、24時間降水量は最大80ミリと予想されていて、気象台では18日夜はじめ頃にかけて、土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒を呼びかけています。
