新潟からSDGsです。子育て家庭の経済的な負担を軽減しようと、新潟市シルバー人材センターが公立中学校のリユース制服の販売会を開催しました。
ワイシャツやブレザー、スカートなどおよそ350点の制服の数々。これらは全て一度使用された制服です。

「これ、きれいじゃない」
新潟市東区で開催されたリユース制服の販売会。
新潟市シルバー人材センターが企画しました。
【新潟市シルバー人材センター 青木幸子さん】「(中学)入学のときはごくお金がかかる。10万円くらいはかかる。その手伝いできるかなって思って始めた」

取り扱っている制服は新潟市中央区や東区などの公立中学校のもので、学校を通して制服が不要になった家庭から提供されています。

安いものだと200円、高いものでも1500円と手ごろな価格で購入することができます。
【購入した人は】「(制服は)高いってイメージがあるので、1枚1000円とか1500円で買えるのはすごくありがたい」

【購入した人は】「すごく状態もきれいだったので新品同様で入学式に着られる」

新潟市シルバー人材センターによりますと、こうしたリユース制服の販売会は7回目だということですが、新型コロナウイルス禍で家計に影響が出ている家庭も多くあり需要は増えているということです。
【購入した人は】「(入学して)どれくらい大きくなるかわからない。ひとまず安いものでいいかな、全部そろえたいと思って」
このリユース制服の販売会は来年2月の入学式前にも行われる予定です。