31日の公判では、被害者となった春香さんの母親が出廷し、交通事故後の春香さんの様子について証言しました。

事故直後の、春香さんからの110番通報の音声を聞いた印象を「何とも言えない、ふわんふわんとした話し方。会話が微妙に変だった」と証言するとともに、事故翌日の春香さんとの会話を振り返り、春香さんが事故当時の記憶を「一部覚えていなかった」とも証言しました。

一方、弁護側はこれまでの公判で、睡眠薬を飲ませたのは「借金の発覚を恐れ銀行口座の確認に行かせないようにするためだった」として、殺意を否定しています。