当時の様子を伝えた健也さん。話を聞いた子どもたちからは…

児童
「安田屋の2階で地震が起きたときに、ガラスが床に落ちて、そのとき裸足だったんですか?」

山森健也さん
「そのときは裸足で、もちろんガラスが散らばっているので、ずっと動けなかったのね。地震が収まるまで待っていたら、下からお母さんが来て、靴を投げてくれたの。その靴を履いて、おうちの外に逃げました」

2年生のときに被災した健也さん。
20年前の自分と同じ年頃の子どもたちに向き合い、当時の経験を伝えました。

6年生の児童
「(中越地震のときは)みんなで協力して助け合って過ごしていたと思います。部屋に靴を置いておいたり、食べ物を保存しておいたりしたいです」